雲母壁面画誕生

去年より新しい描き方へ変わり1年程になります。

プロの画家として百貨店の画廊を中心に活動するようになり、多くの作家様方とグループ展を通し学び成長させていただいた末、テーマ自体は変わりませんが、活動初めの頃と比べて作風技法共に変化いたしました。

 

今の雲母を使い描く描き方は、江戸時代に役者絵や美人絵などの背景に雲母を刷り込んだ「雲母絵(きらえ)」から発想を得たものです。

壁画のような下地を作り、「絵の具」と鉱物の「雲母」と「顔料」を使い描く、独自の技法になるまで色々習作や案を練り、作り上げた全く新しい唯一無二の描き方です。

この度今後の活動の後押しになることを願って、この独自の描き方の技法名をつけることにいたしました。

 

HPのトップページには既に上がっておりますが、”雲母を使い壁画のような作品”という意味を込めて、「雲母壁面画(きらへきめんが)」と名付けました。今後この技法は全て「雲母壁面画」と呼びます。

 

私の作品を愛してくださる全ての方に向けて、今後とも前進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

長沼 慧